提案:常により良いトレーニングを目指しませんか?

みなさん、こんにちは!

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先日、仲のよい友人、みきさんと話していました。

みきさんは、行動分析と正の強化のトレーニングを愛し、動物たちの生活の向上につながることを常に考え、実行されている尊敬する友人です。

私たちは、行動と環境の関係、随伴性、環境によって変容する行動、環境が行動にもたらす影響を勉強する行動分析が大好きです。

みきさんは、科学である行動分析、行動と環境の関係、正の強化のトレーニングの倫理など深いところまで学べるセミナーを日本で開かれています。正の強化を使った動物たちとの触れ合いやトレーニングを提案しています。

何をどのようにトレーニングするのか、トレーニングの裏側にある哲学や倫理、トレーニングのアイディア、プロのトレーナーたちや行動分析学者たちの名言、クリッカートレーニングについて、いろんなことをみきさんと共有しあえ、共感できることに、いつもとても幸せを感んじています。

——

私たちは話していると、ぽっとアイディアが浮かび、それらを共有し、理解や知識を深めています。

先日もとても濃い話になりました。

みきさんが、こう言いました。

私たちは完璧ではない。

でも、より良いものを探し続けることはできる。

そうです!そうです!!!まさに、そうです!

考えさせられますね。

みきさんのこと言葉で、以下のことを思いました。

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トレーニングのやり方・アプローチ・プランが正しいのか正しくないのか、を聞くのを止め、
今ある環境、状況、刺激の中で、より良いトレーニングを探し続ける行動を増やす。

上記のことを、2つのトレーニングの例でもっと深く探ってみましょう。

 例1:

あるトレーナーが、環境Aと刺激A下で行動Aをトレーニングしてるとして、この状況では、手順・やり方Aで効果的に行動Aトレーニングできたとしましょう。

このトレーナーは、手順・やり方A が正しいトレーニング手順・やり方だという結論を出す傾向があります。もしかしたら、このトレーナーは、環境B-Zと刺激B-Z下で、行動B-Zをトレーニングするとき、手順・やり方Aを使い続けるかもしれません。

このトレーナーが手順・やり方A を使う行動は、他のトレーニングセッション、他の行動、他の時間、他の場所、他の刺激、他の状況、違う動物たちにまで及ぶかもしれません。

なぜなら、手順・やり方Aで行動Aをとても効果的にトレーニングできたからです。

… そうかな?

手順・やり方Aが常に正しいという結論を出してもいい?

手順・やり方Aで行動Bを環境Bでトレーニングしていい?

例2:

あるトレーナーが、環境Aと刺激Aで行動Aをトレーニングしてるとして、この状況では、手順・やり方Aで効果的に行動Aトレーニングできたとします。

このトレーナーは、環境Bと刺激Bで次は行動Bをトレーニングしてます、この状況では、手順・やり方Bで効果的に行動B トレーニングできたとします。

そして、このトレーナーは、環境Nと刺激N で行動Nをトレーニングして、この状況では、手順・やり方Nで効果的に行動Nトレーニングできたとします。

ここで分かるのは、このトレーナーはその時トレーニングしている行動、環境、刺激によって、手順・やり方を変えています。

もしかしたら、このトレーナーは環境B-Z、刺激B-Z、行動B-Zによって、より良い手順・やり方を探し続けるかもしてません。

このトレーナーが、常により良い手順・やり方を探し続ける行動は、他のトレーニングセッション、他の行動、他の時間、他の場所、他の刺激、他の状況、違う動物たちに及ぶかもしれません。
——

例1のように、
手順・やり方A を常に使う行動しかしないと、あなたのトレーニングスキルは上達しません。

例2のように、
常により良い手順・やり方を探し続ける行動をしていると、あなたのトレーニングスキルは上達します。学習者である動物が簡単に理解し、行動を起こせるように簡単で、常に成功できる新しいトレーニングステップ・プランを追求するからです。

常により良いやり方と探すとは:
これらを観察し理解すること(#1~#7)
#1. 個々の行動レパートリーの
#2. 個々の強化の歴史の(詳細は以下)
#3. 個々の現在のスキルの
#4. 個々の環境に対する反応の(環境にはトレーナーのあなた、場所、時間、動機付け操作、刺激が含まれます)
#5. 個々の(トレーニングで使う)刺激やものに対する過去の歴史
#6. 現在のトレーニングステップに対する個々の反応
#7. 現在のトレーニングステップを簡単に学習するための必修のスキル
+
トレーニングしているときに動物たちからもらう行動というフィードバック(#4, 6, 7)に基づいて、
トレーニングステップやプランを工夫したり、変えたりする

——

上記にある”強化の歴史”について少し話したいと思います。

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強化の歴史に含まれるもの。

あなたと動物たちの今までの関係の歴史(あなたがトレーニングや触れ合っているときに正の強化子を提示し・与えている、など)、過去に強化された行動、正の強化が起こった環境(時間、場所、取り巻く環境)、正の強化と関連付けられた刺激・もの。

 
強化の歴史に含まれないもの。
あなたと動物たちの今までの関係の歴史(あなたがトレーニングや触れ合っているときに嫌悪刺激や罰子を提示し・与えている、など)、過去に嫌悪刺激や罰子を生じた行動、嫌悪刺激や罰子が起こった環境(時間、場所、取り巻く環境)、嫌悪刺激や罰子と関連付けられた刺激・もの。

簡単に言えば、強化の歴史は正の強化を生じた・関連付けられた歴史のことです。

あなたとあなたの動物の間に良い強化の歴史があると、動物はあなたと共に時間を過ごしたり、あなたからいろいろ学びたく、トレーニングしたい、となります。

良い行動の強化の歴史があると、強化が起こった似た環境・状況下で強化された行動は頻繁に起こります。般化のトレーニングをすると、行動は違う時間、場所、そして誘惑の中でも起こります。

良い環境・刺激・ものの強化の歴史があると、動物はその環境下でパニック・不安・困惑・ビクビクせず、安心して楽しく学習できます。

したがって、すべてのもの・ことにおいて、良い強化の歴史を作ることはとても大切です。
今、これを読み終えたあなた、動物たちと簡単なトレーニングをして、今から未来のために強化の歴史を作りましょう。明日、一ヶ月後、1年後には、それはそれは強い強化の歴史になっています!

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例1、2に戻りましょう。例1、2を比較してもらうと、全く違う結果になることはお分かりだと思います。
すぐ出る結果と未来の結果、どちらとも違う結果になります。

ここで少し時間を挟み、自問してみてください。

あなたはどちらのトレーナーに当てはまりますか?
どの例のトレーニングをしていますか?

——

今まで正しいと思って使っていた手順・やり方を使わなくすることは、時には難しいことです。
しかし、新しい変化、新しい手順・やり方をトレーニングに迎え入れ、取り入れることは極めて大事だと思います。

もしかしたら、動物は新しい手順・やり方で学ぶのが楽しいかもしれない。
もしかしたら、新しい手順・やり方で、あなたは簡単にそして上手く望んでいる行動を教えることができるかもしれない。
もしかしたら、新しい手順・やり方で、動物と上手くコミュニケーションでき、新しい発見があり、その発見であなたのトレーニングが上達するかもしれない。
もっと大事なことに、新しい手順・やり方でトレーニングすると時間がかかるかもしれないが、動物たちの生活の質の向上につながるかもしれない。

私は、行動Aをトレーニングするのにどれだけかかるか、ということは気にしない。
私は、動物が行動Aを楽しく学んでいるか、行動Aのトレーニングが好きかどうかを気にしている。
行動Aのトレーニングを通して、その動物が安全で、楽しく暮らせるか、行動Aが私とのコミュニケーションに役に立ち、将来相互のコミュニケーションが上手くできるようになるかということを気にしている。

 

——

すべてのトレーニングは、違います。
すべての動物の学習の仕方は、違います。
すべての行動には、学習し習得する過程が違います。
すべての環境は、動物たちにとって違います。
すべての刺激は、動物たちにとって違います。

正しいか、間違っているか、を問いそして答えることを一回忘れてみませんか?

現在の環境と行動に目を向け、動物たちからの行動というフィードバックをもとに、何がより良いトレーニングか、を常に分析してみませんか?
動物たちが私たちへくれる行動という貴重な情報をもとに、考え、プランし、トレーニングしてみませんか?

どうか、彼らが私たちにくれる行動を見落とし、無視しないでください。
彼らのすべての行動は私たちへの贈り物です。それらは、私たちのトレーニングスキル、観察スキルが上達するチャンスです。

一つのトレーニングの手順・やり方に落ち着くのはやめませんか?

動物たちがくれる行動のフィードバックをもとにした変化を迎えませんか?
トレーニングでのあらゆる判断をもっと動物たちに頼り、聞いてみませんか?

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——

これもまた先日のこと。友達と熱く語っているときに、友達がぽろっと出した言葉。

“ある人が新しい、違った手順・やり方をあなたに提案したからといって、あなたが今までしてきたことが間違っているということじゃない。提案した人は、ただあなたのトレーニングがもっといいものになるように、チャンスを与えてくれているだけなのかもしれない。”

最高ですね。染みました。

次の日、友人がジャクソンのところに来てくれました。そして、現在しているトレーニングを見てもらい、新しい手順・やり方を提案してくれました。
友人のアドバイスをもとにやってみると、私がやっていたことよりもジャクソンに簡単にそして明確にトレーニングステップを伝えることができました。

私は、新たにもっと良い手順・やり方を見つけるまで、友人が言ってくれたことでトレーニングしていきます。

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大学の行動分析学の授業で出てきた名言を二つほど紹介させてもらいます。

めっちゃいい名言です。染みました。

原文、そして翻訳という順で書きます。
あくまでも私の翻訳なので、まぁ、こんな感じやねんなぁ〜、ぐらいでお願いします。

 

Keep the company of those who seek the truth,
and run form those who has found it.

by Vaclav Havel

翻訳:
真実を探し続ける相手と付き合い、真実を見つけた人にはお別れを。
〜ヴァーツラフ・ハヴェルより

Regard no practice as immutable.
Change and be ready to change again.
Accept no eternal verity.
Experiment.

by B. F. Skinner

翻訳:
不変なことはないと見なせ。
変化し、またいつでも変化できるように心構えを。
永遠の真理を受け入れるな。
実験をしよ。
〜バラス・フレデリック・スキナーより

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ここまで読んでくださった読者のみなさま、

ありがとうございます。

最後に、簡単な質問で終わりたいともいます。
はい、もしくは、いいえ、で答えてください。

あなたの先生はだれですか?

A. それは行動Aを手順・やり方Aで上手くトレーニングできた過去の自分ですか?

B. それはあなたの目の前で行動している動物たちですか?

A.には、いいえ、B.には、はい!!!!
という答えであってほしいと思います。

楽しく変化を迎え、常により良いトレーニングを探し続けませんか?

蹄のケア:バンデージを巻く

こんにちは、みなさん!

2016年の最初のブログです。

今年も明けて一ヶ月経ちましたね、みなさんどうお過ごしですか?

 

ここでは、今ジャクソンとしていることをみなさんに共有したいと思います。

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2015年の年末、ジャクソンが爪を踏み、その爪が右前足の蹄に刺さりました。蹄叉のすぐ横に刺さったみたいです。

冬休みも始まり、家族と友達に会いに日本に帰ってきたすぐ後に友達からこういう報告がありました。

動画を送ってもらい、あまりにもひどくびっこを引き歩いていたので、ずごく心配し、友達に頼み、獣医さんに診てもらいました。獣医さんに蹄を診てもらうと、蹄の中に膿瘍ができていることが分かり、それがびっこの原因だということになりました。

獣医さんは、蹄に穴を開け、膿瘍をできるだけ取ってくれました。

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テキサスに帰ってきて、ジャクソンに会いに行くと、まだびっこを引いて歩いてました。思った以上に治りが遅いので、もう一回獣医さんに診てもらいました。もう一つ膿瘍ができているかもしれないとのこと。獣医さんは、2日に一回エプソム塩を蹄の中に入れて、バンデージをしっかりして、蹄の中が常に乾燥しててきれいな状態を保つようにしましょう、とアドバイスをくれました。

これは、自由な環境でトレーニングができる機会っ!

以前、ジャクソンと前足の足上げトレーニングをしていました。私が蹄をきれいにしたり、裏彫りしている間いいバランスを保ちながら一本の足を上げて維持する継続時間、そして足上げのキューのトレーニングをジャクソンとしていました。

今は、肘を人差し指と中指で二回軽くタップするという触覚のキューが足上げのキューとしてあります。

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今まで、蹄をきれいにしたり、裏彫りをするときは、自由な環境でしていました。

ここでの自由な環境ていうのは、他の馬たちが参加してこないように、ドアを閉めて室内の空間の中で、無口やリードロープをジャクソンにつけないでトレーニングをする環境のことです。ジャクソンは、自由に動くことができます。この環境下では、バランスを崩したときや、私がしていることが不愉快で、気持ち悪かったりしたときには、なるべく自由に動けます。

もしこの自由な環境で蹄のケアをすると、ジャクソンはどういう反応をするか?

蹄のケアの間、足を上げたままで、いろんな刺激があります。そういう環境・刺激下で、ジャクソンの今のスキル、そしてリラックスを保つことができるか、見当もつきませんでした。

でも、今のジャクソンを知るためにも、ゆっくりやってみようと思いました。

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これが蹄のケアの流れの動画です。

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ジャクソンのすべての反応・行動に驚きました。

蹄のケアは全て30分ほどかかりました。その間、ジャクソンは、私のキューに反応し+前足を上げ+私がバンデージで包んでいる間いいバランスで足上げを維持できてました。

一回だけ、ジャクソンは少しバランスを崩しました。でも、食べ物をある位置で出すことによって、3本の足を特定の位置に持っていけ、ジャクソンのバランスを立て直すことができ、引き続きケアができました。

ここで、今までしてきたことは今こういう形で役に立ち、有意義なことなんだなぁ、としみじみ実感しています。過去のトレーニングは、今やっていることが成功するようにへ導いてくれます。

過去のトレーニング=強化の歴史で、嫌悪な経験となりうることを、ストレスを少なくさせ、嫌悪レベルも低くできます。もちろん、やっているその時、私たちが動物たちにしていることを客観的に観察し、動物たちが何をどんなふうに反応しているかも観察する必要があります。彼らの反応をものに、私たちは環境、クライテリア(基準)そして私たちの行動を工夫していきます。いつでも、どこでも、なににたいしても。

 

このジャクソンの蹄の怪我で、私はハズバンダリーのトレーニング・行動にとても興味を持ちました。なぜなら、こういうトレーニングを日常的にしていると、未来に起こりうる怪我のケアや医療過程でのストレス・困惑を軽減することができる。もっといいことには、そういう過程を、強化を得れチャンスに変えることができる。

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注:ハズバンダリートレーニングとは、動物たちの体のメンテナンスやケア、人が動物たちにする日々のことに対し、動物たちが積極的にその過程に参加し協力してくれる行動のトレーニングを指します。

ハズバンダリーが起こる環境の例では、医療過程(注射、虫下し、バンデージを巻く、など)、体のメンテナンス(爪切り、裏彫り、グルーミング、トリミング、歯磨き)、AからBへの場所移動、ゲート周辺、ステーショニング、クレート、トレーラーなど、あげるともっとあります。

これらは、日々起こることで、これらをスムーズにできるように、日々動物たちとそのときに必要な行動を正の強化を使いトレーニングし、そういう場合でも動物たちが積極的に参加し協力してくれることはとても大事なことだと思います。動物たちと喧嘩せず、そして、私たちの安全面にもハズバンダリートレーニングや行動は大切になってきます。

ハズバンダリートレーニングは動物たちが人と暮らすことにあたってとても大事なトレーニングであり、動物たちと暮らす私たちができることです。

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ハズバンダリートレーニングは、ジャクソンの生活の質の向上につながります。

ジャクソンの生活の質の向上につながるならば、私はハズバンダリートレーニングをもっと深く知り、学び、トレーニングしたいと思います!

 

馬と人の。

よりよい生活へ。

私の軸になっている目標です。

 

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あなたはどんなハズバンダリー行動をトレーニングしますか?

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最後に、

ジャクソンのぶひぶひ動画。

これは休憩中です。

私はトリーツを車にとり行き、ジャクソンにはバケツにトリーツをあげました。それを食べ終わったみたいですね。ぶひぶひ言い始めました。

ジャクソンのぶひぶひと鳴く行動を実際に測ったことはないが、この行動が徐々に増えてきていると感じるこの頃。

低くて、太い声、いいですね〜。

強化します!

 

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ここまで動画に文章、見て読んでくださりありがとうございます。

 

引き続き、望ましい行動に目をやり、そのまま強化しましょう〜!